Toyota Prius Supportive page

Priusのトラブル記録
Priusはとてもよくできた車です。でも機械だから、たまに不調になることがあります。
生き物ではありませんから勝手に治ったりはしません。人間が作った物だから人間が直すしかありません。
●ハイブリッド/システムの故障
我家のPriusのハイブリッドシステムは故障したことがありません。
●付属品の故障(1)カーナビの故障→部品交換で直りました
カーナビの画面が真っ暗になるという故障が半年 間で数度ありました。日常の使用では全く問題はないのですが、気になったので調べてもらったところ、コンピュータにエラーの記録がいくつかあったため、ナビ本体と、EMVと呼ばれるPrius独特の液晶画面を部品ごと交換することになりました。販売店に車を持ち込んでもたまたまその時は故障が出ないと言うことがありますが、車載のコンピュータに記録が残るので、今回のように珍しい故障の時はとても便利です。
しかも故障が分かってから数日後には全て修理が完了というスピードに驚きました。
部品交換後は故障はなくなりましたが、ナビの設定はもう一度やり直しになりました。そのかわり、EMVが新型になったため文字が見やすくなりました。また、ステアリングについているスイッチの機能も向上しました。
● 付属品の故障(2)マップランプの故障
マップランプがひとりでに点灯する。これは奇怪な故障です。夜中に駐車場などで室内のマップランプが勝手についてしまうトラブルが発生。
Priusには「バッテリーあがり防止装置」がついているため途中で電源が切れるのでバッテリー上がりは起らないのですが、翌朝、システムのスイッチをオンにするとマップランプが点灯するのでスイッチが入っているのが分かります。とにかく、勝手に点灯するのは困るので電球を抜きました。
販売店で調べても原因はよく分かりませんでしたが、 ユニット全体を新品に交換してからは、この現象は起らなくなりました。
● 付属品の故障(3)センターコンソールの故障
Priusには大きなセンターコンソールがあって、正直じゃまです。コンソールには大きなふたがありますが、これに貼ってある布が、はがれてしまいました。こういうクレームははじめての経験でしたが、ふだん滅多に開閉することもなく、使用期間も短いため、部品を無償で交換す ることになりました。
●設定値の変更(故障ではありませんが...)

Priusにはたくさんのコンピュータが搭載されているため、コンピュータのデータを変更するだけで車の設定を変更できる場合があります。使いにくいところがあれば、販売店に相談して解決できることがあります。我が家のPriusはいくつかの工場出荷初期値を変更しています。
(1)コンライトとの設定:Priusのヘッドライトや車幅灯などの点灯は手動だけではなく自動でも行うことができます。これは周囲の明るさを検知してライトのスイッチを切り替えるものです。
初期設定では、かなり暗くならないと点灯しないことがわかりました。安全上、早めの点灯が必要であり、少なくとも「日没から夜明けまで」は点灯し ていないといけないのですが、日没時刻になってもなかなか点灯しないため、自動点灯が使えませんでした。販売店でコンピュータの設定を変更してもらって、 早めの点灯に変えたところ、夕方、比較的早めの点灯ができるようになり、昼間のトンネル内点灯でもタイミングよく点灯するようになりました。
設定変更以降は、ライトのスイッチはいつもオートの位置にしてありますがとても便利になりました。Priusのようにスピードメータなどが発光式 のものは周囲が薄暗くなってもメーターが読めるためうっかりしてライトオンのタイミングが遅くなることがあります。自動だとその心配がありません。

(2)リモコンキーに連動したフラッシャーの点滅。Priusはリモコンキー(グレードによってはスマートエントリーキー)でしかドアの開錠/施錠ができません。機械式の鍵を使うと防犯システムが正しく動作せず、基本的には緊急用のものです。したがって通常は鍵穴を使わずに電波式のキーで鍵をあけることになります。標準設定では、開閉のたびに方向指示器のランプが同時に点滅します。最近、このようなキーを装着する車が多く、駐車場などのあちこちでピカピカ光ってわずらわしいと思っていましたが、我が家の車もその仲間に入ってしまいました。
これも販売店で設定を変更してもらって光らないようにしました。Priusの場合、ルームランプをドア連動にしておくとドアの鍵のロック/アンロックに連動して自動点灯します。ゆっくりぼわっと点灯し、方向指示器の光よりもずっとやさしい光なのですがロックの確認には十分に使えます。

(3)EMVの設定変更:EMVやカーナビにはたくさんの設定項目がありますが、自分の好みにあわせて画面の色などをある程度変更することができ ます。これは販売店ではなくユーザーが自分で設定変更をすることができます。携帯電話の説明書よりは簡単です。何と言っても画面が大きくタッチパネルになっているので操作が楽です。
(4)マフラー:本当はどうでもいいことなのですが、マフラーが金属色なので目立ちます。停まっているときはあまり目立たないPriusのマフラーですが、友人のPriusの後ろを走ってみて、走行中はかなり目に付くようです。電気自動車ではないの で排気管をなくすことはできませんが、できればせっかくのハイブリッドカーなので排気管が目立たないようにと考えて、バイクのマフラーやストーブに塗る黒 い塗料を塗りました。目立たなくなりました。また錆防止にもなります。