2018/02/12 「英語で言えますか?」
 小学校で習った言葉 「さか上がり」「行ってきます」英語で言えますか?
  とても長い名前の本。 2冊の本が合わさって500ページ弱の本になっています。紙は昔の教科書くらいの安価な紙質、かなり書き込まないと読めそうにないので図書館で借りるのではなく本屋で買ってきました。
  わからなかった単語にチェックを入れながら読み進めていますが、こんな簡単な言葉が英語にならない!と思う単語が次々に出てきます。正しい発音、文法も非常に重要ですが、何と言っても語彙が足りないとものすごく不便です。英語圏の人の考え方の違いも言葉から勉強になります。「小学校で習った言葉」という前置きですが、これは日本の小学校で習う日本語という意味だと思いますが、時々、「推敲する polish」など、おそらく小学生が習わないような(使わない)言葉も出てきます。
英語で言えますか?
 
 ところで、日本語で何と言えばよいのか分からない「物」も時々あります。
  写真のような、いろいろなものを梱包する時に使うラップ、とても便利なので我が家ではよく使います。衣類などの季節品を片付ける時、古本、古雑誌などを束ねる時など、紐で縛るよりもはるかに簡単で楽です。しかし、この道具(材料)の名前、簡単に出てきません。名前がわからないと、ホームセンターでこれが置いてある売り場を尋ねる時に困ります。
 産業用の非常に大きなものから家庭用の小さなものまで包むことができるこのラップの名前は「ストレッチ フィルム」というようです。
日本語で言えますか?
   英語版Wikipediaには、Stretch wrap or stretch filmという項目があり、産業用の梱包フィルムとして紹介されていますが、日本語版ウィキペディアにはジャンプ先がありません。
  写真の家庭用の小さなものでは、「ストレッチ フィルム ホルダー(ハンドル)」があって、それに替え芯のような「ストレッチ フィルム」を取り付けて使います。正式名称か商品名なのか知りませんが「ハンディラップ」と言う名前で販売されています。Packexe Handy WrapPackeez Handy Wrapは、商標のようですが、Amazonでは Handy Wrap Stretch Film として売られています。ただ単にストレッチフィルムと言うと巨大な産業用のものまで含まれてしまいますが、「ハンディラップ」と言えば、家庭用や荷造り用のストレッチフィルムあるいは専用のハンドルを含めたこの道具のことを示すようです。
    形が似た製品で、床や衣服のゴミをくっつけて掃除する道具がありますが、正式名称「粘着カーペットクリーナー」よりも「コロコロ」「コロコロスペアテープ」などの方がよく使われています。今ではカーペット専用ではなくフローリング用、机上用、衣服用など異なった粘着力のものが売られていて、掃除用コロコロと言った方が通じます。アマゾンでもコロコロで検索すると探せます。
  「ストレッチ フィルム」、「ハンディラップ」は、今ひとつ認知度が低いので、コロコロのような分かりやすい言葉を誰かが考えて欲しいものです。我が家では「ぐるぐる巻き」だとか「くるくるらっぷ」だとかテキトーに呼んでいるので、そのままだと店先では通じません。