|
|
|
先週までは春の大雪が降ったところもあったのに、今週の関東地方は、一気に気温が上昇し、2日続けての夏日になりました。さすがにもう大丈夫だろうと、冬用のスタッドレススノータイヤを通常のサマータイヤに交換することにしました。
まず倉庫から夏用タイヤを出してならべるところから始めます。汚れを掃除してシリコーンオイルなどでメンテをします。ガムテープは外したタイヤ位置(右前、左後、などの印)を
記録するためのものです。この時点でかなり暑い。
|
|
|
|
夏用タイヤをそれぞれの位置に配置します。
フロアジャッキ、タイヤレンチ(ナットを最初に緩める時に使っています)、ラチェットレンチ(ナットを緩めるのと締めるのに使っています)、トルクレンチ(ナットを締める仕上げに使っています)、手袋、椅子、などを配置します。手前にある黒い箱は電動のインパクトレンチなのですが、クラッチが壊れたらしく今回は使いものになりませんでした。
(汗) |
|
|
|
ナットを紛失しないように、マグネット式の皿を用意しています。とても便利です。
タイヤレンチは、レバーが伸縮する大きめのもの。最初にナットを緩めるのには少々力をいれる必要がありますが、これくらいレバーが長いと無理なくまわるのでナットを痛める心配がありません。少し緩めると後は、ラチエットレンチで簡単に外れます。本当ならここでインパクトレンチの出番なのですが、故障が多く、もっぱら手動です。 |
|
|
|
スタッドレスタイヤを外すのは簡単ですが、夏用タイヤを嵌めるのは少々コツが必要です。一番腰を痛めやすい作業なので椅子に座って慎重にナット穴にボルトを合わせています。(写真省略)
ナットを締めるのは簡単ですが、最後のところでしっかりとトルクレンチで締めます。
このトルクレンチは、締め付けトルクの値が簡単に動かないようにロックが掛かっています。写真の右側の黄色い部分です。国産車の場合、軽自動車からミニバンあたりまでほとんど締め付けトルクが同じなので、設定をいじることがありません。
|
|
|
|
やっと四本交換完了です。なんで自動車には四本も車輪(タイヤ)があるのか!と思う瞬間です。
スタッドレスタイヤを倉庫まで運び、タイヤラックに乗せて紫外線防止のためのカバーにかけるまでが一連の作業ですが、だいたいこのあたりで、大汗をかいてバテバテの状態です。
我が家のアコードは夏用タイヤとスタッドレスタイヤのホイールが全く同じもの(ホンダの純正ホイール)です。作業が終わっても、見た目はほとんど変わりがないので、やや達成感に乏しいです。 |
|
|
|
これコペンのトランクの下のボードを開けたところです。左が電動油圧のポンプで屋根の開閉用動力源です。大型のコンバーチブルだと多数のモーターを使うことが多いようですが、コペンのものは1個の電動モーターで油圧を発生させて各部(ルーフ、リアウインドウ、トランクリッド)を駆動しています。
右の黒いのはパンク修理キット。この中に空気ポンプも入っています。アコードもパンク修理キットが搭載されていますが、コペンの方が取り出しやすい位置にあるので、空気入れにはこっちのものを借りるようにしています。 |
|
|
|
空気入れものすごく小さいです。オンオフのボタンがひとつあるだけ、接続用のホースにも余計な部品(ゴムボートや風船、自転車タイヤ用などの金具)は一切ついていません。自動車専用で分かりやすいです。
半年間、使っていなかったタイヤの残圧は、180kPaから200kPaでした。メーカーの指定圧(冷間)はF225kPa/R220kPaなので、二割くらい減っていた感じです。タイヤの空気圧の表示は全てゲージ圧なので、実際は絶対圧で330kPaくらいから280kPaくらいまで下がったということで15%減と考えるのが正解です。 |
|