2018/11/7 Widows7のパソコン壊れた!
  10月29日にWidows7でメインで使っていたミドルタワーのデスクトップパソコンが壊れました。全く電源が入らないのは初めてのことです。
うんともすんとも言わないので、近くのショップで電源を購入。5年位前に組み立てたパソコンなので、マザーボードか電源が壊れた可能性が高いのですが、故障個所を見つける作業が一番大変です。新品の電源に変えてもうんともすんとも言わないので、これはマザーボードのどこかが壊れたと考えるのが普通。原因探しの労力と、古くなったパソコンの部品はほとんど手に入らないこと、もし中古の部品が見つかったにしても、また壊れる心配をすることになるので、データだけ取り出して完全に新品を組み立てることにしました。
 
このページを書いているのは、使い慣れたDreamWeaverではなく、新たに使い始めたMicrosoft Expression Web4なので勝手が違います。とても苦労しながらすったもんだで書いているので、ページのレイアウトなどもよく分かっていません。まずは今までのページのコピーを使って文字入力から始めています。
@ 10月29日:電源を購入した店で、新たにパソコンを組み上げることを相談。もうWindows7はサポートがなくなるのでWidows10で組むしかないとのこと。マザーボードを新品にするにしても、今ついているインテルのcore i5を外して使う訳にはいきません。CPUが壊れているのかマザーボードのどこかが壊れているのか、調べる手間を考えたら、マザーボードとCPUをセットで交換するしかありません。
 
今回は、i5相当のAMDのCPUとAMD用のマザーボードで組むことにしました。ケースは今までと同じくらいの大きさのタワー型。できるだけ隙間が大きく冷却しやすいものを考えました。ハードディスクは今までのものを全て流用できますが、起動ディスクのSSDだけは新品にしました。メモリーは今ついている16GBは世代が違うため転用できないということが分かりこれも新品になりました。そもそもソケットが合わないので取り付けられません。
キーボード、ディスプレイ、マウス、液晶タブレット、3.5インチのハードディスク、DVDドライブなどはそのまま流用できるので、マザーボード、ケース、CPU、メモリー、SSDの5点セットで購入。そこそこの性能はでると思います。
A
買って帰って、組み立てたろことで最初のトラブルです。電源を入れるところまではいったのですが、HDMIに信号がでない!!画面に何も映らないので手の打ちようがありません。翌日店に持っていって診断を依頼。これ、新品で買っても故障診断は有料です。ばらしてどこがおかしいのか調べて、もし初期不良ならばメーカーで交換ということになりました。
この時点で店の相談窓口に並ぶこと3回目。混んでいるためかなり待つということもあってへとへとです。
故障診断には1週間ほど欲しいとのことなので、一旦、パソコンのことは忘れることにして、取り出したデータはMacBookにつないで管理、日常の使用はもっぱらiPadを使うことにしました。
パソコンで絵を描いたり、ホームページを更新したりといった作業はしばらくしないということです。
B 11月3日:店から電話があり、故障個所はないとのこと。画面に映らないのは、CPUにGPUが内蔵されていないためとのこと!!!使ったCPUはRYZEN5 2600Xというタイプのもの。最近発売されたRYZENの中にはGPUを内蔵するものもありますが、基本的にこのCPUはグラフィックボード別付けです。結構、高性能でコストパフォーマンスもよいCPUなので、たいていの人はゲーム向きの高性能グラフィックボードを取り付けるようです。
翌日、パソコンを引き取りに店にいったところ、ちょうど販売に立ち会った担当者が出てきて、「当方の勘違いでグラフィックボードが別途必要なことを知らせずにセットを組んだので、手間を取らせて申し訳ない。診断調査費用はまず返却させてほしい」とのこと。相次ぐトラブルでやや嫌気がさしていたところだったので、この対応で少し気を取り直して、新たにグラフィックボードを選ぶことにしました。
グラフィックボードって5千円くらいのものから10万円以上するものまで様々です。パソコンの使い方を相談して最新のマザーボードにちょうどよさそうなものを選択。自作パソコンの場合は、店は手を出さないのが普通ですが、今回は、マザーボードにグラフィックボードを取り付け、画面上でBIOSが起動するところまで店で確認することになり立ち会いました。
C 今度こそやっとハードウェアがそろって、無事に動くようです。しかし、ソフトのインストール、これからが本番、大変です。最初はDVDとC:ドライブ用に新しく買ったSSDだけを搭載、他のドライブは配線せずに軽い状態、マウスとキーボードも有線のものを用意して電源をON、インストール開始です。
 
@ まずはOSのインストール、Windows10インストール用のDVDを入れてOSのインストールです。さんざんトラブったあとだけに、画面が真っ暗になるたびにハラハラします。ハードディスクだとカタカタ音がしますが、SSDだと無音なので本当にOSのインストールが進んでいるのか不安になってきます。
A 無事OSのインストールが完了。Windows10は使ったことがないのですが、まあ何とかなるだろうと先に進みます。
まずはグラフィックボードに付属のCDからドライバーをインストール。特に何も起こりません。次にマザーボード付属のDVDから必要なドライバーとアプリをインストール。BIOSの設定画面のところからキーボードだけでなくマウスも使えるのですが、マザーボード付属のユーティティも似たような画面で様々な設定が可能です。オーバークロックの設定などマニアックな設定がたくさんありますが、ここは内部の状態(温度、メモリーの状態、CPUの状態)などを眺めるだけにします。
B 最初にやったのは、液晶タブレット(液タブ)のドライバーのインストール。これは液タブの配線のうちUSBだけはつなぐ前にインストールとあります。前回Winows7の時に苦労したので、初めにこの作業です。
インストールは無事に完了、画面も映り、ペンも反応するのですが、液タブ側の画面で操作することができず、2画面+ペンタブレット(ペンタブ)状態です。ここはドライーバーの設定ソフトで指定をしなければならないのですが、デスクトップ上に現れた液タブのドライバーらしきアイコンをダブルクリックしても反応なし!またか!と思って悪戦苦闘が始まりました。HUIONは中国のメーカーですが日本の事務所があるので日本語で問い合わせが可能です。日曜日にメールを送って月曜日から何度かメールで相談を始めました。その間、インターネットで同様のトラブルの記事を探していろいろやりましたが進歩なしでした。
結論から言えば、デスクトップ上に作られたショートカットアイコンは、何をするプログラムなのか、ダブルクリックすると一瞬小さなウィンドウが開いてすぐ閉じるだけ、液タブ設定用のアプリは、システムのタスクトレイの中にある似たようなアイコンをクリックして起動するようになっていました。タスクトレイのアイコンも最初は赤いバッテンがついていて使用できないような雰囲気でしたが、二度三度クリックを繰り返しているとバッテンが消えて液タブ設定用のアプリが起動しました。なぜか知りませんが、デスクトップ上のアイコンはクリックしても何も起こらず、EXEファイルがある本体のフォルダの中でもこのショートカットの本体だけは何も起こりません。タスクトレイでしか起動しない仕様のようです。英語の長いマニュアルを読み直すと、確かにタスクトレイを探せとあります。3日間かかりましたが、ほとほと疲れました。なお、メーカーのサポートの方からは、最終的にはリモートで操作して解決したいといっていたので、他人に自分のパソコンを預けるところまでいなかくて良かったと思います。
多分、1年前も悪戦苦闘の末、液タブを捨てる気になった時に偶然設定用画面が出てきて、その原因も解消法も分からずにこれまで使っていたようです。
C 液タブで苦戦している間に、少しずつ他のソフトの再インストールを始めました。これまで使っていたWindows Essential Security がWindows10では使えないということなので、最初にとにかく、ウィルス防御用のソフトを入れようと思いました。マザーボードについていたお試し版はやめて、無料ソフトの中からAVASTをインストール。後で考えると、このウィルス対策が、いろいろなトラブルを引き起こすきっかけになったようです。
Windows10にはそれなりに強力なDefenderというものがついているのですが、ウィルス対策ソフトをインストールするとWindows標準のセキュリティは自動的に停止するようになっています。
D 古いパソコンで使っていたDreamWeaver 2004をインストールしようとしたところ、インストーラそのものが動きません。Windows7の時でも、古くて非推奨となっていたのですが、64bitのWidows10ではインストールさえできないようです。メーカーのホームページで確認しても、完全に非対応になっていました。残念です。
E 同じくアドビのPhotoshopElement2018をインストール。さすがに最近買ったばかりのソフトなのであっけなくインストールが完了。問題なく動きます。
F Microsoft Office 2007をインストールしようとしたら、これもインストーラーが動きません。マイクロソフトのホームページからチャットで問い合わせてみたところ、長いご愛顧に感謝いたしますが、既にサポートを終了しているバージョンなので新しいものを紹介したいとの返信でした。ホームページにはサポートはしないがWindows10にインストールは可能とあるがと尋ねたが、やはり新しいバージョンを使って欲しいとのことなので、話はそこでおしまい。
MacとMacのWindows7上にそれぞれ、古いがきちんと使えるOfficeが別ライセンスで動いているので、今回のパソコンではインストールを断念。古い書類を見る方法はいくらでもあるので、とりあえずはOfficeなしということに決定しました。
F 年賀状ソフトのインストール。これは宛名書きだけにしか使っていないのですがこれまでのデータが使えないと困るので、一応再インストール。インストール中に意味不明なメッセージはでましたが、無事インストールが完了、起動できました。
G iTunesのインストール。これも簡単にインストールができましたが、パソコンの認証台数が制限の5台になってしまいました。壊れたパソコンの認証を外すことができなかったので、どんどん増えてしまっています。実際にiTunesが入っているパソコンは3台だけなので、一度リセットしないといけません(リセットは1年に1回だけ)。
H 水彩8の再インストール。何故かインストーラーが動かない。メーカーでは販売終了になっていたが、メールで問い合わせると「ディスクを挿入して、ソフトをインストールして下さい」という何の役にも立たない返信が来ただけ。おそらくウィルスチェックにかかっていたのかも知れないと設定をいじっているうちに、無事再インストール完了。
I Bluetooth。普通のマザーボードにはBluetoothがないのでUSBに接続するトングのようなもの(レシーバかトランスミッター)を挿したところ無事マウスを認識。
J よく使っていたソフトのインストール
Firefox、Thunderbirdをインストール。Google Chromeはマザーボードのディスクを入れた時にインストールのチェックを外したつもりがいつの間にかインストールされていました。エディタやファイルのリネーム、バックアップソフトなどはインストールしなくても使えるものが多く、Windows10でも無事動くことを確認。こういう簡単なソフトばかりだとよいのですが。
K クリップスタジオ・ペイントのインストール。
これは買ったばかりのソフトなので何の問題もないだろうと思っていたところ、一番難儀することになりました。
Widows7の時はすんなりインストールが完了してうまく使えていたのですが、今回はインストールは簡単、しかし全く起動しないというトラブルが繰り返され、メーカーのサポートとも何度もやり取りすることになりました。
結論からいうと、ウィルスチェックがクリップスタジオの起動を妨げているということです。
メーカーに指示された方法で、AVASTの設定で、4つのフォルダと2つの実行ファイルを除外設定したのですが、動いたり止まったり、その度に再インストールを繰り返しました、アンインストーラも完全には消しきれないのでアンインストールも半分手動です。そこでAVASTを完全にアンインストールしたのですが、やはり動きません。
今度は制御がWindows Defender側に移っているの、こちら側でも同様のチェック除外設定にしたところ、無事起動。Windows Defenderもリップスタジオを邪魔をしていたのですが、こちらは設定変更だけで大丈夫でした。
またWidows10はデフォルトでOneDriveが動いているのですが、これがあるとクリップスタジオが終了しないというトラブルも発生。そもそもOneDriveがあると重くなるだけなのでオフにしたところ、クリップスタジオが使いやすくなりました。
丸々3日くらいかかり、くたびれました。
L 2台のプリンタは無線でつながっていて、自動的にドライバがインストールされていましたが、1台だけスキャナとして認識できないというトラブルが発生。いまだ解決していません。スキャンソフトを起動すると2台とも選択は可能なのですが、通信できるのは1台だけ、原因不明です。