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新・漫画ガスの話 56

作成日2020/10/27　更新日2022/04/06
⑦ガスの科学/原子・分子の話　フロギストン説と窒素の発見

最初のガスの研究は「空気」です。フロギストン説によって空気にはいろいろな種類があると考えられていました。
最初に空気の中に「酸素」があると気づいたのは医師のメーヨーでしたが100年間、研究は進みませんでした。17世紀末に医師のシュタールがフロギストン説を提唱、化学者の間で広く信じられるようになりました。
ダニエル・ラザフォードはフロギストンを多く含む空気がハツカネズミを殺してしまうことを発見、フロギストン化空気と名付けました。現在の窒素の発見です。窒息させる空気という名前から日本語でも「窒素」と書かれます。