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新・漫画 ガスの話 |
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新・漫画ガスの話 59 作成日2020/10/28 更新日2022/04/06 Fガスの科学/原子・分子の話 18世紀末、ハンフリー・デーヴィ現る 英国にあった月光協会、満月の夜に会合を開くという怪しげな集団のようですが、プリーストリーらが作った先端科学の会合です。ルナティック(月の光に触れて狂った)人と自らを称した集団の中には世界史に残る著名な科学者たちが大勢参加していました。「月」って洋の東西を問わず、怪しげな雰囲気満載の天体です。ルナには、人を狂わせるという意味もあり、人名に月やルナが使われにくいことがよく分かります。 |
自虐的な名前をつけられた月光協会、超有名人の集まりですが、プリーストリーを失ってから消滅してしまいました。 ラヴォアジェの化学を信用しないプリーストリーは、生涯フロギストン説を信じます。プリーストリーは数々のガスの発見者であると同時に政治家、宗教家でもあります。フランス革命の影響は英国のプリーストリーにも波及、独立したばかりの米国に永住しました。 英国には王立研究所が設立され、若い天才化学者デーヴィが登場します。数多くの新元素を発見したデーヴィ、ラヴォアジエのミスを発見します。 |