(独学勝手気まま講座)です
アネモネは思いのほか育てやすく、手間がかかりません。まだ寒い時期から咲き始め、初夏まで咲きます。

 
植物名 アネモネ 花期 3〜5月
Anemone 草丈 15〜30cm(我が家のは15cmくらい)
別名 ベニハナオキナグサ 花色 ピンク、ブルー、赤
科名 キンポウゲ科
特性 秋植え球根 日照 日なた
解説: 普通にアネモネと呼ばれるのはコロナリア種で赤、紫、ピンクの花。ブランダ種は小菊のような花。
酸性の土壌を嫌うので、植えつける前に石灰で中和する。植え込んで急に水をやると腐ることがあるので砂の上などでゆっくり給水させる。
冬はしきわらで防寒する。
入手方法 園芸品店で手に入る。
栽培した感想
本の解説によるととても難しそうにみえましたが、とても簡単でした。
石灰で中和するとありますが、一度植えて夏に掘りあげるのを忘れて植えっぱなしになっていたところから春にはたくさん花が咲きました。
また買ってきた球根を庭にそのまま植えてしまい、その後に雨が降ったりしましたが球根が急に水をすって肥大して腐るということもありませんでした。
球根植物は、花が咲きおわった後に肥料をあげたり、掘りあげて感想貯蔵したり、その割には花の期間が短くて地上部が枯れた見苦しい状態で球根を育てたりと けっこう大変そうです。しかし、我が家の経験では、アネモネは、花の少ない寒い時期からきれいな花を咲かせ、長期間楽しめるし、けっこうほったらかしにし ても丈夫でした。
球根はとても小さいのに信じられないくらい立派な茎が出てきて大きな花を咲かせます。
また、防寒もまったくしていませんが、茨城県程度の冬では全くびくともしません。リン酸やカリ分の多い液体肥料が必要とありますが、パンジーに液肥をあげるときについでにかけてもいるだけです。
本を読むかぎりは、超初心者にはとても難しい花に見えますが、とても簡単、球根も増える、長く楽しめる、などお手軽でした。
 
99年の5月上旬のアネモネ。パンジーとともに初夏の陽気でもまだまだ花がたくさんあります。
この場所にあった球根は掘り上げて秋にまた植えなおしたつもりが、自然に増えた球根が残っていたらしく、
植えっぱなし状態で次の春も次々に花が咲きました。
2000年1月30日。
まだまだ寒いのにアネモネはたくさんの葉を茂られせています。
2000年3月10日。
3月上旬からがアネモネの季節。
すごく小さな球根からこんなに大きな花茎が伸びてくるのがとても不思議。
2000年3月11日。アネモネ
2000年3月14日。
アネモネの球根はチューリップのような色別で売っている訳ではないのでどんな色の花が咲くのかはお楽しみ。
2000年3月18日。
となりのパンジーと比べるとアネモネの花は大きい。
2000年3月20日。
2000年3月26日。
こんなにたくさん球根を植えたかな?と思うほど次々に花が立ち上がってくる。
2000年4月1日。
元々風の強い場所なのですが、この日もすごく強風。
風にあおられてゆらゆら揺れるアネモネ。葉は低く根もしっかりしているので強風にはとても強い。
手前のチューリップはまだ咲いていませんが、アネモネはチューリップの花が咲きおわってもまだまだ咲き続けます。