(独学勝手気まま講座)です
わーいお花だ(ちょろりん)

ポーチュラカきれいだね(ガネりん)

 
とってもお得な花ポーチュラカ。簡単に増えます。ポーチュラカのデータです




植物名 ポーチュラカ 花期 6〜10月
Portulaca 草丈 15〜20cm(我が家のは40cmくらいに伸びたのもある)
別名 ハナスベリヒユ 花色 赤、白、黄色、ピンク、オレンジ他(青いのは見たことがありません)
科名 スベリヒユ科
特性 非耐寒性多年草 日照 日なた
発芽適温 20〜25度 その他 花高温多湿の日本の夏に強い。挿木が容易
 
解説: ポーチュラカが日本に導入されたのは1980年代。
1990年大阪花博覧会で広く普及することになりました。
マツバボタンとポーチュラカはいずれもスベリヒユ科スベリヒユ属ですので非常に近縁の種で特徴も似ています。
マツバボタン ポーチュラカ
特徴 葉が松葉の形で多肉 葉が松葉のへら型で多肉
原産地など ブラジル原産で江戸時代から メキシコ原産らしいが不明。昭和50年代
別名 ツメキリソウ、ヒデリソウ ハナスベリヒユ
入手方法   割と簡単に種ができる。非常に小さな黒い種で園芸品店で手に入る。 種ができにくく、種で販売されているのは知らない。ごく普通のホームセンターなどで苗が簡単に手に入る。
栽培した感想
  • マツバボタンは爪でちぎって土にさすだけで簡単に挿木ができることからツメキリソウの別 名がありますが、ポーチュラカも同様です。これを利用して庭のいたるところに繁殖させています。
  • またマツバボタンがヒデリソウの別名があるのは水涸れに非常に強いためですが、ポーチュラカも同様で、土がぱさぱさになっても平気なようです。
  • これだけ強い植物ですが、冬の寒さには弱いようです。去年の冬に鉢に入れて室内で越冬させようとしましたがうまくいきませんでした。
  • 花期が長く、水涸れに強く、(本には過湿に弱いとありましたが梅雨の雨でも平気でした)、簡単に挿木で増やせるポーチュラカは花色も豊富で、超初心者にとってとてもお得な花なのですが欠点もあります。
  • 日照不足だと花が咲きません。昼間でも曇っていたり雨だと咲かないことがあります。当然夜は咲かないのですが、午後早いうちに花を閉じることもあります。
  • 花が咲いていない時のポーチュラカは、雑草のスベリヒユとあまり変わらないので花壇が雑草畑風になります。夕方、学校や会社から帰った時は咲いていないので要するに晴れた朝だけの花畑になります。
  • もともとは一重咲き=ポーチュラカ、八重咲き=マツバボタン、という感じの花が多かったのですが、マツバボタンにも一重咲きがあり、ポーチュラカにも八重咲きがあり、葉っぱをみないと同じ植物のようです。八重咲きのポーチュラカは日照がなくても花が閉じにくいようです。
  • ポー チュラカの種が売っていなくて、また種ができにくいのですが、NHKの趣味の園芸99年7月号の説明によると雌しべが雄しべよりかなり長いた め受粉しにくいとのことです。人工受粉でいろいろな品種を交配させている人の記事がありましたが初心者ではとても難しそうです。
 
古いデジカメなので解像度や画質やあまりよくないと思いますが我が家のポーチュラカの写 真です。 1998年
真夏のコンクリートの照り返しにも負けないポーチュラカ。
巨大輪のポーチュラカ。一般的な品種の倍くらいの花です。
普通は這うように広がりますが花壇に密植したので上に延びています。
一重咲きと八重咲きです。画面右の白の八重咲きは日照がなくても花を閉じません。
こちらは八重咲きのマツバボタンです。葉っぱの形が違いますが性質は非常に似ています。