中年のためのグランツーリスモ3
グランツーリスモ3というゲームを知っていますか?
プレイステーション2用のレースシミュレーションゲームでとても面白い。
インターネット上にはGT3(グランツーリスモ3)の専用サイトがたくさんあって、いろいろな情報が手に入ります。
こんな情報があるとさらゲームが楽しくなるなと考えてデータを整理してみました。
記事:中年どらいばーのパパちん
 
1.車のゲット方法
登場する車は、ディーラーで買えるものとイベント制覇のプレゼントカーで手に入るもの、あるいはディーラーで買えるけれどプレゼントカーにもあるものなど様々です。車別 にゲットできる方法をまとめてみました。
2.登場する車の性能表

ゲームには、マシンテスト(車の性能テスト)というコーナーがあります。
ゲットした車の最高速、ゼロヨン、ゼロセンのデータをとることができます。
気になる車や好きな車を選ぶ時の参考になります。車種限定レースに出場する時の参考にもなるかもしれません。
レコードをねらうのではなく、各車ほぼ同じ条件になるように、計測の条件は次のようにしました。
  1. 変速はオートマチック
  2. チューンドカーはギアのセッティングを変えて、ほぼ全てのギアを使えるようにする。
  3. 空力設定のできる車はダウンフォースを最小限にする
  4. アクセルは全開(右スティックをアクセルにして輪ゴムで固定する)
  5. TCSはオン
  6. ノーマルカーはタイヤも含めて何も変更しない。
  7. レースカーとラリーカーはレーシング・ミディアムタイヤを装着する

(1)メーカー別 性能表
(2)パワー
(3)性能順リスト(最高速ゼロヨンゼロセン
3.中年のための銅メダルへの道

ばりばりのゲーマーならライセンス試験でゴールドをとれると思いますが、そうでない人だと銅メダルをとるのも大変です。
しかしS免許までとらないと全部のイベントに参加できず、せっかくのゲームが途中までになってしまいます。またイベントに参加しないと手に入らない車もあります。
ぎりぎり銅メダルでもいいから合格する方がたくさん楽しめます。
グランツーリスモ4のお薦め

2004年12月28日、暮れになってGT3の新しいバージョングランツーリスモ・フォーが発売されました。
発売が延び延びになって途中でGT4プロローグや東京モーターショーコンセプトなどのゲームも出されましたが、やっと本物のGT4が発売されました。
1.GT4の出来

画像などの精緻さはプロローグ版などで分かっていた通 り、とてもよく出来ています。家庭用ゲーム機のドラ イブシミュレータとしては本当にすごいと思います。ゲームの面 白さは、ほとんどGT3と同じなのですが、Bスペックというモードがあって、24時間耐久 レースなどは運転でゲームを行うのではなくレースチームの監督として参加することができます。
中には本当に24時間レースのハンドルを握る人もいるかも知れませんが、まあ普通はゲームでそんなことは出来そうもありませんから、このBスペックがないとクリアすることはとても難しいと思います。
2.難易度

基本的にはレーシングカーの(バーチャル)運転なのでGT3とあまり難しさは変わりません。むしろ免許試験はGT3よりずっと簡単になったような気がします。
GT3のS免許だと何度もチャレンジしないとクリアできないところもあったのですが、GT4のS免許はコース1周タイムアタックなので比較的簡単です。 ゴールドを取ろうとすると相変わらずものすごく難しいのですがブロンズだったらコースを覚えてしまえばすぐにクリアできる程度です。
実際にGT3では1ヶ月くらいかかった免許クリアもGT4だと1週間かかりませんでした。
3.全クリできるか?

GT3よりもさらにレースの数や車の数が増えたため、全クリはできそうにありません。1ヶ月くらいで、達 成率50%くらいにはなりましたが、60%を越えたあたりでくたびれてしまいました。このくらいになるとレースの賞金がものすごくたくさん貯まっているの で、どんな車でも簡単にフルチューンできてしまうため、たいていのレースは簡単に勝ててしまい、モチベーションがやや落ちるためではなかろうかと、思って います。
4.プリウス

GT4には初期型と2代目のプリウスがあります。これは賞品ではなく、トヨタの商品なので、中古車と新車を購入することになります。
ノーマルのプリウスは、はっきり言ってGT4のゲームには全く不向きな車になっていて、ものすごく曲がりにくい車になっています。
そこで例によって、車の価格の10倍以上のコストをかけてフルチューンすることになるのですが、ハイブリッドシステムをチューニングすることができず、ガソリンエンジンをチューニングするだけです。要するに普通 の車としてパワーアップするだけです。
さらにトランスミッションをレース用にすると、なんとTHSシステムではなくなってしまい、6速ギヤのガソリンエンジン車になってしまい画面 にはタコメータとスピードメータが現れて、燃費計などやエネルギーモニターは消えてしまいます。音も別 の車になります。
ベース車がプリウスであるということは関係なく、1.5リッターDOHCエンジンの普通のセダンのレースチューン仕様で走ることになります。
軽量化メニューがかなり効くようで、軽くするとノーマル(ベース車はGツーリングセレクション)車に比べて格段に曲がりやすく、止まりやすくなります。
ハイブリッドカーの加速はコンセプト版にあるホンダ・デュアルノートだと痛快な加速感を楽しめますが、プリウスでは無理なようです。
5.ルマンとニュルブルクリンク

ルマンとニュルブルクリンクのコースがあり、楽しめます。ルマンのストレートをCカーで走るとGTフォー スにすごい振動がきます。ゲーム機でこんなにしなくても?と思うくらい。軽くハンドルを握っていると直線でもスピンしてしまいます。かなりしっかり押さえ 込まないとまっすぐ走ることができません。新幹線より速い車の速度を一般人は体験できませんが、ゲームだからこその楽しみがあります。

ニュルブルクリンクの北ロングコースはかつてF1でも使用された20キロメートルくらいの超ロングコースです。グループCやフォーミュラでも7分かかりますが、色々な車でタイムアタックするのが楽しいコースです。
バリバリにチューニングしたスバル360でニュルブルクリンクを全開アタックするといった楽しみがあります。