趣味のページ。エフワンやガーデニングなど
ハイブリッドカー・プリウスがわが家にやってきました。
20型プリウスSツーリングセレクション2003年型。
教育的自動車と呼ばれるプリウス。
ハイブリッド・シナジードライブは
人間を教育できるか?
21st Century Prius are GO! 
プリアス・アー・ゴー!プリウス発進!
  イプサムから交替直後のプリウスです。この車、有名なトヨタのハイブリッドカー・プリウスの2代目で、プリウスのマニアの人たちは「新プリ」とか「20型」とか呼んでいます。
ふたつのモーター(発動機)、ガソリンエンジンと電気モーターで動く、トヨタTHS-IIという仕掛けを載せたプリウス。
これからはエコカーの時代だと思って買いました。燃料をガバガバ消費する車が減ってこんな車が増えたらいいなと思います。これから少しずつ実際はどんなものかといったレポートを書いて行こうと思います。
 
●初めてづくしのプリウス
初日は、慣れないパーキング・ブレーキ・ペダルのためにちと疲れました。今まではパーキング・ブレーキ・レバー(俗にい うサイドブレーキ)の車しか運転を したことがありません。オートマ車は左足ブレーキで運転しているのでプリウスのパーキング・ブレーキ・ペダルは足の入れ換えがとても面倒です。慣れるまで しばらくかかりそうです。夜、走ったらヘッドライトスイッチに連動していきなりフォグランプがついてしまいあわてました。出荷時にフォグのスイッチがオン になっているようです。説明書で確認していなかったのでフォグを消すスイッチを探すのに時間かかりました。我が家では初めてのことばかり。
ミシュ ランタイヤ、HIDヘッドライト、カラーのバックモニター、16インチホイール、1500ccミラーエンジン、パーキング・ブレーキ・ペダ ル、三角窓、センターアームレスト、デジタルのスピードメーター、カーテシーランプ、水温計のない車、シートリフター、などなど、いやー最近の車の装備は すごいです。
我が家のプリウスはSというグレードですが、この上にGというのもあります。これになるともう使い切れないくらいの装備がさらに増えてしまいます。 そして何と言っても初めてのハイブリッドシステムです。信号待ちでも今までのように手動でアイドリングストップしなくても平気です。
プリウスってアイドリングそのものがありません。アイドリングってエンジンの無駄回しですが、発電時以外は停車中はエンジン動きません。快適です。
でも走らせるとフツーのFFセダン。イプーに比べて簡単にスピードが出てしまうのでその点は注意が必要です。
●2003年11月:筑波山の紅葉を見て筑波山神社で交通安全のお守りを頂きにいきました。
筑波山スカイラインを登るプリウスはとても1500ccエンジンで 1.2トンもある車とは思えません。モーターの力でぐいぐい登ります。モーターの回転トルクはガソリンエンジンのように回転上昇に伴ってトルクも増加する という性質のものではなく、ゼロ回転から最大トルクを発生し、回転上昇に伴ってトルクが低下するために「力強さ」の感触が異なります。
普段はとりたてて静かな車ではないのですが急な上り坂では静かに力強く走ります。
昨日来たJAFメイトという雑誌に、「下り坂でエンジンを切ってはいけない」という記事がありましたが、プリウスは下り坂でエンジンを停止、発電機やモーターで回生ブレーキをかけながら安全に走ることができます。
神社の近くを歩いていて習志野(千葉県)ナンバーの新型プリウスを発見。道を歩いていて初めて新型プリウスを見ました。 今日の発見:上りの信号待ちでブレーキから足を離しても車が全く動かないことを発見。坂道発進という言葉が不要です。
新型プリウスについて:
ママちん:この車そろそろ走っていると音がしないから大変。歩行者にはすごく気をつかって運転しないといけないね。
サト:とーちゃん帰って来ても今までみたいにエンジンの音で分からないね。
今までのイプサムだとけっこう音が大きかったみたいです。室内にいると軽自動車の方が音がうるさく感じられますが排気量の大きなエンジンだと車の外ではかなり大きな音になるようです。
今 日プリウスで細いあぜ道で犬と散歩している人の後ろから通り過ぎるのに緊張しました。窓をあけてCDの音が外に出るようにしてそろそろ通ったの ですが、エンジン音のしない車が通りすぎる様子はまだあまり知られていません。周囲の人を驚かせないようにこちらが注意する必要があります。
●プリウスの1週間目の感想と失敗
(1)スピーカーの音がこもっていました。数日間気づきませんでしたが、輸送用のビニールシートがスピーカーの上に貼ってありました。
(2)いきなり走りはじめて、夜になってヘッドライトをつけたらフォグランプがついてしまいました。あわてて消そうとしましたがスイッチがわかりません。
トヨタさん。出荷するときはフォグのスイッチを切っておいてください。
(3)ブレーキペダルの踏み方がよくないのか、ギアが入らないことが1、2度ありました。交差点で発進できずにあわてました。
信号待ちの時でもギアを入れたままにする方がいいと思います。
ちゃんとブレーキを踏んでからあわてずにゆっくり操作すればギアが入らないということはありません。
(4) 今度のプリウスは新車独特のあの臭いが少なくなっています。でも少しは臭います。窓あけて走るようにしています。
(5) 新品のタイヤってなぜか白っぽくよごれているように見えます。
●プリウス豆知識
プリウスにはバックギアがありません。シフトチェンジでリバースを選んだ時はモーターが逆回転してバックします。
バックで車庫入れするときはモーター走行なのでほとんど無音です。

インテリジェント・パーキングアシスト略してなんとIPA。イソプロピル・アルコールと同じです。
我が家の車庫と会社の駐車場は一発で入ります。でも自分で車庫入れする時のスピード(アクセル踏むので時速5kmくらい)よりはずっと時間がかかります。
 
乗りはじめ3日間の感想:
●まだまだ乗り始めたばかりです。エコロジーよりセーフティー優先で走っています。車自体もハイテクカーですが室内にもハイテク装備があります。
気 を取られて安全運転がおろそかになってはいけないので、極力いろいろな操作をしないようにしています。特にEMVという大型の液晶にはいろいろな情報が出 るので走っている時だけでなく信号待ちでも触らないようにしています。ハンドルのところに便利なスイッチがたくさんついているので、これを覚えたら前を しっかり見ながらいろいろな操作ができるはずですが、少しずつ練習することにします。これまでの通算燃費もリッター16kmとハイブリッド車にしては物足 りませんが、省エネ運転よりも安全運転優先です。(1週間後にはリッター20kmを越えるようになりました。)
●今すごく欲しいと思うのが、手でぐいっと引っ張るパーキングブ レーキレバーです。やっぱり足踏み式(パーキングブレーキペダル)は嫌いです。今さらどう にもできないので慣れるしかありません。プリウス独特のシフトチェンジスイッチやハイブリッドシステムの起動スイッチなどはすぐに慣れますがパーキングブ レーキはやっかいです。
●タコメータのない車は30年ぶりです。まあなくても平気かなと思い始めました。(サトの車にはタコメータありませんがママちんの車にはあります)
乗りはじめ1週間の感想: 雨対策
●車が来てから雨の日が多くなりました。そこで少し雨対策をしました。
ドアミラーと後部座席横のガラスに親水式のコーティングをしました。フロントとリアのガラスは撥水式のコーティングです。
プリウスの項部のガラスはハッチバックでほとんど真上を向いたようなガラスです。
ガラスの面積はありますが上下の寸法がないのであまり視界はよくありません。
その下に垂直の窓があって2つのガラスをあわせてちょうど良いくらいの視界になります。
上のガラスにはオプションでワイパーをつけることができますが、クーペなどの水平に近いバックドアに似ています。
経験的にこのような窓ガラスの ワイパーは視界の邪魔になる割にはあまり役立つことがないと思って取り付けませんでした。
おそらく雪が降る地域に住んでいると役立つと思いますが、ワイパーが寒冷地仕様車のオプションになっているのもそうした理由ではないかと。
普通の雨だと撥水コートだけで十分です。
おそらく量産車では世界初のリアワイパー車である初代シビックに始まってずいぶんたくさんのリアワイパー車に乗って来ました。
垂直に近いガラスだとリヤワイパーはとても役立つのですが…。

フロントガラスはかなり寝ていますが、イプサムに比べてずいぶん小さなワイパーしかついていません。
はじめてワイパーを使ったときに、わっおもちゃみたいなワイパーだと思いました。
イプサムは左右のブレードの長さが倍くらい違っていて運転席の前のワイパーがすごく大きかったので、プリウスのようにほぼ左右同じくらいのワイパーだとすごく小さく感じます。
でもしっかり拭けるので問題はありません。
撥水コートをしたので、ウォッシャー液も専用のものに替えることにしました。
金魚鉢のエアレーション用のチューブをつないでウォッシャーを抜き始めたのですが、大きなタンクのため、とにかく時間がかかること。驚きました。
水を入れてタンクの中を洗って、撥水コート用のウォッシャー液を入れたところ約5リットルも入ってしまいました。
普通に売っているウォッシャー液のボトルは2リットルです。
ウォッシャーの噴射ノズルは左右あわせて8本ものジェットが出ます。こんなにいっぱいいるのかと思いますがきれいに出るのには感心します。

ボンネットの裏には防音・衝撃吸収のカバーがありますがウォッシャー液のチューブはこのカバーの中を通っていて非常にスマートに見えます。
液の飛ぶ位置はガラスのかなり下の方です。空力ボディなので普通の位置に飛ばすと風の流れに乗って屋根の上まで飛んでしまうのだと思います。

最近の車はドアにレインガーターがないかあるいは内蔵されているため、ドアを開けたときに雨水がシートの上に落ちることがあるそうです。
今のところシートの上にはほとんど水が落ちてこないのでうまくできている方だと思います。
プリウスのデフォルト設定
●プリウスには、パソコンのようなデフォルト設定があります。
夜はスピードメーターの明るさを変えることができますが、デフォルト設定は夜間減光なしでした。
スピードメーターがフロントガラスに映って見づらい。
減光するように設定すると全く問題ありませんが、「どこにスイッチがあるの?」とあわてます。一度設定すればあとは平気です。
サンバイザーにはミラーがついています。なんとこのミラーにはスライド式のふたがあり、これをあけるとランプがつくのです。
こんなところまで!と驚きます。
これデフォルトという問題ではないのですが、ステアリングについているスイッチはヘッドライトをつけると光ります。こんなところにも電球が!
一体プリウスの室内には何個の電球があるのだろうか!親切というよりもうっとおしいかもしれない。
Gグレードだとフットランプもある。
EMVにはいろいろな情報が入っていますが、車を売った販売店と担当者の名前、住所、電話番号も入力されています。
本当にこれは車なのだろうか。
朝一番にはカレンダーを読み上げるし、家に帰り着くと「お疲れ様でした」としゃべるし、「自宅に帰る」と話しかけるとカーナビが自宅までのルートを案内するし、ロボットみたいな車です。
この車、トロンなのでしょうか?
今日、天気が良かったのでふと気づいて後部のドアの窓ガラスを一杯にさげてみました。
最近の車には珍しく窓が下まで降りて、ガラスのほとんど全てドアの中に収納されます。(2003.12.4記入)

 
プリウスが来た!のちょっと前。→●プリウスが来るまで
●プリウスに乗り替えるまで−1− イプサムのバッテリーあがりと新型プリウスの発売

我が家では、それまでに乗っていた7人乗りのイプサムでは大き過ぎて不経済であることからプリウスになりました。
ホンダ車ばかりを乗り継いできて、この車が初めてのトヨタ車です。子供が大きくなってくると、3世代6人が1台のセダンに乗ることは安全上からも快適性からもできなくなってきました。普通のセダンは5人乗りなので、いくら子供でも合法的ではありません。
そ こで発売されたばかりのイプサムにしたのですが、その当時の選択肢はホンダ・オデッセイや三菱シャリオのような車でした。トヨタ車に決めた理由 は車の大きさと販売店の対応のよさからです。たまに4人から6人乗ることがあっても通勤など一人で乗ることも多く、このような車では無駄も多いのですが 1.4トンの車重とガソリン1リットルあたり10キロメートルの燃費は、なんとか(精神的には)許容範囲ではないかとと思っていました。



イプサムを買った翌年に初代のプリウスが発売されました。
当 時は、トヨタにしては思い切った車を市販するものだと思ってみていましたが、車を買ったばかりでもあり、自分で乗ってみようという気にはなりませんでし た。省資源・省エネという意味では、プリウスを買うよりも当時乗っていたホンダ・コンチェルトにずっと乗っている方がずっとマシですし経済的です。使用目 的から考えても6人乗れないプリウスは選択肢にはありませんでした。
 
我が家にはイプサム以外に軽自動車が2台あります。車が ないと不便な地域なので買い物用や通学用にも車が必要になります。イプサムより1年前に 買ったダイ ハツ・ミラは故障もせずにずっと快調に動いていますが、それより新しいイプサムの方が先にバッテリーがだめになってしまいました。これがプリウス購入の きっかです。
 
イプサムのバッテリーがだめになったのは8年目でしたが、ミラは10年目になってもバッテリーが新車時のままです。
イ プサムの方は寒冷地仕様で大きなオルタネータやバッテリーなどを搭載しているのですが、信号待ちでアイドリングストップ(再始動)をよくやっていたので バッテリーへの負担が大きかったのかも知れません。 サンルーフやABS、カーナビなどミラに比べてたくさんの電装品が積まれていたのも原因かも知れません。

7年以上使えたので、一応、合格 だとは思いますが、出先でいきなりセルモーターが回らなくなったのでとてもあわてました。周囲の人に協力しても らって何とか始動して、閉店間際の販売店まで走って調べてもらったところ、発電機や充電回路には問題がなく、バッテリーそのものが交換時期になっていると いうことで、その場で新品のバッテリーに交換しました。それまで故障知らずのイプサムでしたが、そろそろいろいろな消耗品を考えなくてはならない時期に なってきたようです。 これまでに乗ってきた車の中でイプサムのバッテリーが特別ではなく使用した年数としてはほぼ平均的なのですが、やはり環境負荷の大きいものなので、少しで も長く使えるとよいと思います。

バッテリーを交換した時、新型のプリウスが発売されたばかりで、イプサムの販売店でも新たに取り扱うようになったということを聞いて、プリウスのカタログをもらって帰るこ とにしました。
普 通はタイヤ交換やバッテリーの交換の直後、車検の直後(2ヶ月前に車検を通ったばかり)などでは新車購入を考えたりしないと思いますが、何となくカタロ グをながめていました。初めは1リットルあたり10から11キロメートルだったイプサムの燃費も年数が経つにつれだんたんと高燃費になってしまい、7から 8キロメートルになることもあり、プリウスのカタログにある35.5だとか30.0だという信じられないくらいの低燃費には興味がありましたが、車検も とったばかりだし、バッテリーも新品になったので、しばらくはイプサムに乗っているつもりでした。
●プリウスに乗り替えるまで−2− やはり試乗してみないと...

しかし、少したって、土曜、日曜に新型車発表会をするというので、女房と実車をちょっと見てみようと土曜日に販売店に行くことにしました。
展示車はあるけれど、まだ試乗車は準備できないということでしたが、何となく気になる車です。
販 売店に行くと展示車のプリウスがありません。展示 車をそのまま試乗車にしてお客さんが試乗に出かけているとのことでした。価格表などの資料をもらってそのまま帰ろうとしていたところに、試乗車プリウスが 店に帰ってきたので試乗させてもらうことにしました。こういう変わった車には乗ってみるしかありません。

半年ほど前に試乗したエスティマ のハイブリッドは、エンジンが回りっぱなしで少しがっかりしたのですが、新型のプリウスはエアコンを動かしてい る時でも簡単にエンジンを停止できるというので少し期待していました。エスティマもその後ツインモードエアコンを搭載するようになりましたが、あの大きさ ではもったいなくて通勤には使えません。

短い試乗時間では色々なことを体験することはできません。特にEMVと呼ばれるプリウス独特の液 晶画面に表示されるハイブリッドの動作アニメー ションなど は面白そうなのですが、運転しながではらとても見ることができませんし、慣れないデジタル式の速度計をちらちら見るのが精一杯。
イプサムと同じような感覚でア クセルを踏むと一気に速度オーバーになってしまう不思議な加速感が印象的でした。
販 売店に帰る途中の国道で信号待ちの間、エンジンが止まっているのが分かりました。交差点の右折レーンから発進する時はすごく緊張したのをおぼ えています。何と言ってもエンストしている状態からアクセルを踏んで国道を横切るのですから、本当に大丈夫なのかと不安になります。

試乗 したところ、アクセルもブレーキもギクシャクとしたと ころがなく、普通の車以上に滑らかだと言うのが 分かりました。エンジン、電気モーター、協調ブレーキなどが複雑に組み合わされているので少しはガクガクするかも知れないと思っていたのですが、全く違和 感がありません。 右足ブレーキでも左足ブレーキ(アクセルペダルと同時操作)でも普通の車と挙動が変わりません。あまりにも「普通」なので拍子抜けの感じです。

何と言っても手動ではなく、全自動でアイドリングストップができるのがとても気に入りました。手動でアイドリングストップをすると発進時のセルモーターの音を我慢しないといけませんが、プリウスの場合は本当に静かに再始動ができます。

試乗から帰ってきて、半分以上買う気になってしまい、商談ルームでカタログを前に営業担当の人と話しをすることになりました。
納 期がものすごく長 いだろうということがその時分かりました。値引きは出来ないが、イプサムの下取が可能だというのでとりあえず見積書を作ることになりました。一応カタログ には目を通してトヨタのホームページなども見ていましたが、本気ではなかったので、試乗しての衝動買いのようなところがあります。
●プリウスに乗り替えるまで−3− プリウス・セレクション

欲しくなると、何ヶ月も待つのが嫌になります。噂では3ヶ月くらいかかるかも知れないとのこと。
とにかく見積をとるために仕様を決めることにしました。

販売店の営業さん●「グレードはGとSの2つです。グレードと工場オプションと車の色などは後から変更ができません。」
私○「グレードで何が違うのか説明してください。」

●「Gには、S-VSCがついています」
○「VSCはいいんですが、カウンターステアまでアシストされるのはなんだか心配です。スイッチ切れますか?」
●「安全装置なのでオンオフはできません。主な装備としては、スマートエントリーがついています。」
○「電池が心配なので、そういう仕掛けは要りません」
●「スマートエントリーはスイッチが切れます。」
●「あとは革巻きステアリングにクルーズコントロールがついています」
○「アクセル踏まずに車が走るのってまだ不安なので、あっても使わないと思います。」
●「SとGの差は26万円になります」
○「だったらSにします。ヘッドライトはHIDにして下さい。」
●「HIDは単独のオプションがないので、ツーリングセレクションの中に含まれています。標準車との差額は16万円です」
○「10年後にハロゲンランプって嫌なんです。ライトだけでいいんですが何とかなりませんか...」
●「HIDだけのオプションってないんです...」
○「じゃあツーリングセレクションにします」
○「サンルーフはないんですか」
●「RVではなくセダンなので設定がありません」
○「ナビは純正のものをつけてください。今度もバックカメラが必要です」
●「今度はカラーになっています。」
○女房「MDプレーヤーが欲しい」
●「CDチェンジャーとセットです」

と言った内容の話が続いて、その場でおおよその仕様は決めてしまいました。
イプサムの下取価格を店長決裁で決めるということで、翌日の日曜日に正式な見積を受け取ることになり、もう一度出なおすことになりました。
●プリウスに乗り替えるまで−4− 注文してしまいました

まだまだ乗れるイプサムでしたが、子供たちも運転免許をとって、自分で運転するようになり、ミニバンに6人乗る機会もほとんどありません。この際、普通のセダンにもどることにしました。何と言ってもプリウスは久しぶりに「欲しい車」のひとつになっていました。

一 度発注すると色やグレードの変更、メーカーオプションの変更などは(一度解約しないと)できないので一晩ゆっくり考えることにしましたが、街中をまだプ リウスが走っていないため、ボディカラーだけは写真で想像するしかありませんでした。 初代のプリウスは、エコカーらしいきれいな色が多かったのですが、新型プリウスは地味な色ばかりです。セダンで8色もあるのは多い方かも知れませんが、似 たような色ばかりです。どんな色でも見慣れてしまえば気にならないはずなのですが、車の色って乗っている人の趣味や性格まで表して

ディー ラーオプションは、ほとんど何もつけないつもりだったのですが、イプサムでとても便利だったコーナーセンサーをつけることにしました。車を 発車させるときは全周囲に気を付けないといけませんが、歩行者や自転車がいきなり近づいて車の直前や直後を横切るときがあると、とても驚くことがありま す。 コーナーセンサーはこういった時にいち早く警報を鳴らしてくれるので助かります。もちろん安全確認を機械に頼ることは出来ませんが、便利なことは間違いあ りません。
 コーナーポールはコーナーセンサーと両立しない(電動格納式は同時装着できない)のでとりつけていません。ちなみに、女房は「コーナーポールやっぱり必 要」派ですが、私と娘は「コーナーポールはすごく格好悪いと思う」派です。
サ イドバイザーやナンバーの枠など、ディーラーで標準的に取り付けるオプションなどは一切排除しましたが、さすがにフロアマットだけはプリウス の純正品です。床に敷いてあるカーペットに「プリウス」と書いてあろうがなかろうがどうでもいいのですが、純正品だと固定が容易なのは間違いありません。

行 政からの補助金とイプサムの下取があったので、結果的には、かなり安く買うことができました。出費は、8年前のイプサムよりも安く済みました。 本当は、エコカーはもっと安価でないといけないという思っていたのですが、ついついいくつかのオプションが欲しくなってしまい、メーカーオプションとして は、カーナビとツーリングセレクションとMDをつけたため、やはりそれなりの金額になってしまいました。
以前より高機能で安くなったとは言え、カーナビは20万円以上。かなり立派なパソコンが買えます。
●プリウスに乗り替えるまで−5− 待ちくたびれた頃にやってきたプリウス

9 月に発売、中旬に注文したプリウスは11月の中旬に納車されました。思ったほど長くはありませんでしたが、それでも車を買うのにこんなに長く待ったのは初 めてです。おかげで(インターネット上で入手可能な)取扱書は、何度も何度も読んでしまい、納車時には知識だけは豊富になっていました。
納車の時は、営業さんが我家までプリウスに乗ってきて、下取車のイプサムに乗って帰りました。
自宅の車庫前に停まったプリウスはエンジン音がなく、「エンスト」したまま我家の車庫に入ってきました。知識として分かっていてもとても不思議な感じがします。


どれだけ高価で室内が静かだと言われている乗用車でも、エンジンが動いている限り車外の音はそれなりにうるさいものです。車庫入れの時などは特に大きな音が響きます。ほとんど音をたてずにそろそろと動くプリウスは本当に驚きます。

注文していたスペアキーはまだ出来ていなかったので標準の2つのキーを受け取って、プリウスとの付き合いが始まりました。キーの形からして不思議な車です。