●プリウス・レッスン1 |
●プリウス・レッスン2 |
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プリウスのキーは黒い四角のプラスチックの箱です。リモコンキーになっています。 ドアの鍵をあけるのにはこのキーについているスイッチを押して行います。キーの横に緊急用のメカニカルキーというのがついていていますが、これはリモコン
の電池切れの時にドアを開けるものです。警報装置が作動するので普段は使いません。 キーはエンジン・イモビライザー機能を持っています。 |
車に乗り込んで座席に座ります。 まずシート合わせが必要です。 運転席の下にあるレバーを持ち上げて前後をあわせます。 右側にはレバーが2つあってひとつはシートの高さを変えるシートリフター、もうひとつはシートの背もたれを倒すリクライニングレバーです。 ミニバンから乗り換えた我が家ではシートを一番高い位置からはじめて徐々に下げました。ヘッドレストは耳の位 置にします。 |
●プリウス・レッスン3 |
●プリウス・レッスン4 |
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次にハンドル(ステアリング)の位 置を調整します。ハンドルの真下にレバーがあるのでこれを操作してハンドルの高さを変えます。位置が決まったらがっちりと固定するのを忘れてはいけません。 |
シートベルトをします。プリウスの運転席シートベルトは柱の位置で上下にかなりの量動かすことができるので自分の座る位置にあわせます。 シートベルト側の金属の板をプレートとよび、車体側の固定具をバックルと呼びますが、プレートとバックルをしっかり固定します。 プリウスの場合、バックルは側は車体ではなくシートに固定されているのでシートを前後させるといっしょに移動します。運転席と助手席間に非常に大きなコン
ソールがあるのですがシートにくっついているのでバックルを見失うことはありません。 |
●プリウス・レッスン5 |
●プリウス・レッスン6 |
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いよいよ始動です。 本当はミラーの位置をあわせないといけないのですが、ドアミラーは電動でも動かすことができるので先に電源スイッチを入れることにします。 キーをハンドルの右側のスロットという穴に差し込みます。その右側にある丸い大きなスイッチがプリウスのメインスイッチです。ブレーキペダルを踏んでパワースイッチを2度押します。 正面のメーターに電源が入ってスピードがゼロと表示されたら準備完了です。 |
ドアミラーをあわせます。運転席横のアームレストにスイッチがあります。スイッチは、直接目視できないので手探りで場所を覚えることになります。
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●プリウス・レッスン7 |
●プリウス・レッスン8 |
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ブレーキに足をのせたまま、パーキングブレーキを解除します。パーキングブレーキは足踏み式です。踏むたびにブレーキをかけたり解除したりします。 パーキングブレーキペダルは左足で操作することになるので通常のブレーキペダルは右足で踏むことになります。 通常のブレーキを「フットブレーキ」、パーキングブレーキを「サイドブレーキ」などと俗称で呼ぶことがありますが、正しくは「ブレーキペダル」と「パーキ
ンブレーキペダル」です。手で引き上げるタイプのパーキングブレーキは「パーキンブレーキレバー」と呼び、ブレーキ自体は同じものですが、操作するところ
だけが異なります。 |
プリウスの様々な操作の中で、ブレーキペダルの操作はとても重要です。 自動車では安全のための仕掛けが多くありますが、特に運転者の操作ミスによる失敗を防ぐためにブレーキペダルを踏まないと操作できないようになっているも
のがあります。パワースイッチを入れて走行可能状態にする時にもブレーキペダルが必要ですが、発進時のギヤ操作にも必要です。 写真のようにブレーキペダルとアクセルペダルは離れていて踏み間違いがないようになっています。ヒール&トゥー操作は難しい形状です。パ-キングブレーキ
ペダルも離れていますが、こちらはフットレストとの間の段差も大きいため走行中に間違って踏む可能性はほとんどありません。 |
●プリウス・レッスン9 |
●プリウス・レッスン10 |
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次にギアを入れます。電子式のシフトレバーです。 はじめはPポジションになっています。 停まっている状態からはD(前進)とR(後退)とN(ニュートラル)を選ぶことができます。はじめからBを選ぶことはできません。 発進するためにDまたはRを選びます。このとき大事なことはブレーキペダルをきちんと踏むことです。きちんと踏んでいないと切り替えられないようになっています。 |
アクセルを踏んで発進。ブレーキを踏んで停止。ハンドルで左右に曲がる。全て普通 の車と同じです。 退屈なくらい何もすることがありません。 Bレンジというのは非常に急な下り坂専用なので普通は使うことはありません。Nレンジ(ニュートラル)にするとエンジンがかかっても充電などをし
なくなり車も不安定になるため走行中に使うことはありません。高速で走行中にNレンジにすると発電機などが壊れる可能性もあるようです。 この写真からも分かりますが運転可能状態を示すREADYの文字はあまり大きくはありません。READYの時だけ大きなスピードメーターが表示されるので
こちらの方が確認が楽です。シフトポジションはシフトレバーを見ても分かりませんので計器盤の左の表示で確認します。 |
●プリウス・レッスン11 |
●プリウス・レッスン12 |
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車を停めます。ギアをパーキングにする方法が他のオートマチック・トランスミッションの車と違います。ギアの上にあるPというスイッチを押すだけで、Pポジションにできます。 次にパーキングブレーキペダルを踏みます。 パワースイッチを切ると自動的にPポジションになるので車を降りるときにPポジションにすることを忘れることはありません。 |
パワースイッチを押してオフにします。 運転席正面の表示が全て消えて真っ暗になります。 キーを抜きます。 室内の照明がぼわっとつきます(室内灯のメインスイッチを切っていると点灯しません)。 車を降りてリモコンスイッチでカチャっと施錠します。 ドアをあけるとカーテシーランプ(courtesy light:いらっしゃいませ表敬ランプ)が点灯し、コンライトでヘッドライトがついていた場合は自動で切れます。 写真にあるメカニカルキーは緊急用ですので通常はリモコンスイッチでしか施錠ができません。 |