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フィアット・FIATのグランプリカー設計で有名なビットリオ・ヤーノ(Vittorio Jano)はアルファロメオのテストドライバー・フェラーリ(Enzo Ferrari)に乞われて1923年にアルファに移籍する。 1923年のグランプリカーは2000cc規定でありヤーノによる直列8気筒のフィアット805がデビューし、このエンジンにはスーパーチャージャーが装
備され92馬力から130馬力へと大幅に出力アップされていた。 その後、アルファに移籍してヤーノが設計したのがアルファロメオP2.。これはフィアット805に
似た直列8気筒DOHCスーパーチャージャー付エンジンを搭載したグランプリカー。 P2の後に登場したのが、8C2300からフェンダーを取り外してオープンホイールにした8C2300モンツァ。これはエンツォ・フェラーリのチーム(スクーデリア・フェラーリ)などで活躍。 1931年には、Aタイプ(ティーポA)が登場。6C1750の直列6気筒エンジンを並列に2つ並べたサイドバイサイド12気筒エンジンを搭載。 1932年には、P3が登場。エンジンは8C2700(直列8気筒DOHC2654cc、スーパーチャージャーはツイン)。正式にはティーポB 1933年、アルファロメオ社のワークスレース活動は中止。すべてスクーデリア・フェラーリに委託されることになった。 1935年、アルファロメオ・ティーポ C 8C(直列8気筒3822cc 330馬力)が登場 1936年、アルファロメオ・ティーポ C 12C(60度V型12気筒 4064cc 370馬力)が登場
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この当時、アルファロメオP3(正式名称ティーポB)の改良型も同時に使用され、エンジンは3.2リッターまでボアアップされた。 ビモトーレ(Bimotore)にはP3用エンジンが2基搭載され、(2.9リッター×2基)あるいは(3.2リッター×2基)なんと540馬力にも達した。ビモトーレは重く馬力も大きかったため、実際のレースには使用できなかった。 戦後、開始されたF1世界選手権にはティーポ・アルフェッタ158が登場、グランプリを席巻した。アルファの直列8気筒は、4気筒エンジンを2つつないだものでスーパーチャージャーによる高出力で活躍した。 アルファから独立したフェラーリはV型12気筒エンジンで対抗し、排気量を4.5リッターまでアップしたが、アルファの1.5リッターエンジンの強さの前には全く歯が立たなかった。 一旦、グランプリから撤退したアルファは1979年に復帰、V12エンジンやV8ターボチャージャーエンジンなどで活躍した。 | |
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出場年 |
エントラント |
モデル名 |
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Alfa Romeo SpA |
158 |
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159 |
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159 |
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159A |
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159B |
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Autodelta |
177 |
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179 |
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Marlboro Team Alfa
Romeo |
179 |
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179C |
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179B |
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179D |
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179D |
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182 |
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182B |
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183T |
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Benetton Team Alfa Romeo |
184T |
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185T |
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184T |
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コンストラクタ名 |
Alfa Romeo |
URL |
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出走 |
112 |
主なエントラント |
Alfa Romeo SpA |
優勝 |
10 |
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Marlboro Team Alfa Romeo |
ポールポジション |
12 |
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Benetton Team Alfa Romeo |
ファステストラップ |
14 |
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ポイント |
214 |
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アルファ・スポーツ |
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8C2300 /1931 | 8C2300Viotti /1934 | 8C2600 | 8C2900B /1938 | 8C2900B コンバーチブル /1938 |
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8C2900LM /1938 |
8C コンペッチオーネ /2003 |
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